わかもの ENGLISH

ネイティブの若者が実際に使っていた英会話フレーズを紹介するブログ

"go"と"come"を正しく使い分けるコツ

 

http://canacopegdl.com/images/come-back/come-back-7.jpg

http://canacopegdl.com/より引用

 

Hey guys,

 

久々の更新ですが、

I came back.

です。

 

これを言うために更新が間空いてしまいました。うん。

 

さて、今日はタイトルの通り、"go"と"come"の使い方についてです。

どちらも英語を勉強すると最初の方に習う単語かと思いますが、

それぞれ色々な使い方があるので、奥が深い単語でもあります。

 

ですが今回は単純に「行く」と「来る」の部分に焦点をあてて掘り下げたいと思います。

 

 「今行くよ!」を英語で言うと?

 

突然ですが、問題です。

 

友達と電話で話していて

「今から君の家に行くよー。」

って英語でなんていいますか?

 

 

"I'm going to your place now."

 

 

 

とは実は言わないんです。

 

"I'm coming to your place now"

 

が正解です。

 

これからその仕組みについて説明します。

 

 

goとcomeは話している人物間の位置関係が重要

 

 

先ほどの問題では日本語の行く(go)が英語では来る(come)になってしまいました。 

 

実は"go"も"come"も移動に関する動詞で、どちらの単語も日本語で訳した時に「行く」になる場合があります。

 

"go"と"come"を聞き手から考えると違いが分かります。

 

"go"は単純にどこかを離れる際に使います。例えば友達と一緒に遊んでいて、自分だけどこかに行く時に

 

"I gotta go."

「行かなきゃ。」

 

とか言います。

 

"come"は聞き手に向かっていく時に使います。

 

例えば電話で話しながら

 

"I'm coming in an hour"

「あと一時間で行くよ。(来るよ。)」

 

となります。

ちなみにこの場合に、"I'm going in an hour"と言ったなら

「一時間以内に外出する予定だよ。」といった意味になります。 

 

ざっくりまとめると以下の通りです。

 

"come" 相手に向かって行く。

"go" 今いる場所から離れて行く。

 

ちなみに二人で出会った後に、どこかに行く際は" We go"になります。

 

となります。

 

f:id:wantingtobefree:20180321232104j:plain

 https://www.pinterest.jpより引用

同じ使い方で"take"と"bring"も使い分ける。

意味はどちらも「(なにかを)持って行く。」となりますが、

この単語も相手との位置関係で使い分けます。

 

"take" 相手から奪っていく。(なにかが離れていく

"bring" 相手に持って行く(なにかが向かってくる

 

ex)

"He took my money to buy some alchole."

「彼はお酒を買うために私のお金を持って行った。」

 

"He brought a bottle of wine to my home party"

「彼はワインをわたしのホームパーティに持ってきた。」

 

まとめ 

 

"come"と"go"、"bring"と"take"を英語で説明するとこんな感じです。

前者は相手に向かって行く、後者は相手から離れて行きます。

 

面白いcomeとgoの問題形式のサイトを見つけたのでリンク貼っておきます。

Come or go-English

英語のサイトですが、空欄に"come"か"go"を入れてチェックをしてくれます。

問題の文章もよく使うようなフレーズばっかなので、実践的かと思います。

よろしかったらどうぞ。

 

主体性を重視する欧米の言語で

相手がありきの動詞、相対的に変化するというのは面白いなと個人的には思います。

 

余談ですが、アメリカ人は我が強い?(語弊があり、すみません)と言われていますが、僕の印象では日本人以上にアメリカ人の方が意外とコミュニティを重視しているように感じました。

みんながみんな同じである必要はないけど、気持ち良く生活するためには他人との強調は大切だよね、みたいな感じ。

集団のための個人でなく、 個人を尊重するための集団というか。

 

やっぱりなんとなく言葉の端々に文化とかって表れてるのかなと感じたりします。

語学の習得は色々な発見があって、人生を豊かにしてくれると思います。

 

一緒に楽しく英語を学びましょう。

 

thank you for reading.

 

peace.